スパイダーマン、デッドプール、アベンジャーズ、X-MEN、ヴェノムなど、マーベルが誇る人気キャラクターの邦訳コミックスや、ファン必携の図鑑などをご案内!
スティーブ・ロジャースが自由の守護者キャプテン・アメリカであることをバッキー・バーンズが知った夜、二人の運命は定まった……。
ジェフ・ローブとティム・セイルのアイズナー賞コンビが鮮やかかつ痛切に描き出す、マーベルコミックスを代表するヒーローたちの、愛と喪失と悼みの物語!
スティーブ・ロジャースにとって、己が時代から切り離された男として生きる最大の苦しみは、親友を失った男として生きることだった。
亡くなった相棒のことを嘆くスティーブ・ロジャーズは、二人の友情がかつてない試練を浴びたある夜の出来事を思い返していた。海の底から険しい頂きまで、ハウリング・コマンドー部隊と共に命がけの行軍を行った夜のことを。それは、炎と煙と雪に覆われ、恐るべき敵と驚くべき味方とが姿を見せた戦いだった。
そしてその旅路の果てには、レッドスカルが待ちかまえていた。彼こそ、キャップたち全員が立ち向かうすべての悪を象徴する、残虐にして恐るべき敵であった……。
●ジェフ・ローブ[作]……エミー賞受賞歴を持つ脚本家にしてプロデューサー。テレビドラマ『ヤング・スーパーマン』『ロスト』『ヒーローズ』、映画『ティーン・ウルフ』『コマンドー』など、数多くの作品を手がけている。『スパイダーマン』『アイアンマン』『バットマン』など、有名なアメコミヒーローもののコミックスも手がけている。近年はABCテレビの『エージェント・オブ・シールド』『エージェント・カーター』、Netflixの『デアデビル』『ジェシカ・ジョーンズ』のエグゼクティブ・プロデューサーを勤めている。
●ティム・セイル[画]……アーティストして、また共作者として、様々な出版社で数多くのコミックスに関わってきた。なかでも有名であり評価が高いのが、ジェフ・ローブとの共作、『デアデビル:イエロー』『スパイダーマン:ブルー』『ハルク:グレイ』(未訳)といったマーベル・コミックスの“カラーシリーズ”と、DCコミックスの『バットマン:ロング・ハロウィーン』『バットマン:ダークビクトリー』『スーパーマン・フォー・オールシーズン』である。