受刑者処遇読本 明らかにされる刑務所生活

2009年に裁判員制度が施行され、刑事裁判所の法廷で一般人が裁判員として犯罪者を裁くことになりました。しかし、求刑ばかりに関心があるマスコミや世論は、刑務所や受刑者の処遇を本当に理解しているのかでしょうか? 裁判を適正に行うには、刑務所と、そこで受刑者がどのような処遇を受けているか、もっとよく理解する必要があります。例えば、下記のような事実を知っていますか?
・受刑者は、全国の刑務所に何人収容されているか?
・現在の受刑者の特徴は?
・刑務所は、全国にいくつあるのか?
・刑務所の1日の生活は?
・刑務所の中で子供の養育ができる?
・日常の収容生活にはどのような行動規制があるのか?
本書は、刑務所で受刑者がどのように過ごしているのか、といった基本から、受刑者にまつわる様々なデータ、法律などの専門知識まで、丁寧に紹介します。
第1章 受刑者とは?
第2章 刑務所とは?
第3章 受刑者は、どのような処遇を受けるのか?
第4章 受刑者はどのような生活をしているのか?
第5章 受刑者の権利とは?
第6章 受刑者の義務とは?
第7章 受刑者の矯正処遇とは?
第8章 刑事施設視察委員会とは?
第9章 PFI刑務所とは?
鴨下守孝(かもした もりたか)
1942年生まれ。中央大学大学院法学研究科兼任講師、中央大学法科大学院客員講師。
1966年中央大学法学部卒業後、法務省入省。佐賀少年刑務所長、甲府刑務所、長崎刑務所、広島刑務所、大阪拘置所、府中刑務所の所長、仙台矯正管区長。大阪矯正管区長を歴任。2003年退官後、現職。主な著書に「裁判例中心・行刑実務の諸問題」(共著・東京法令出版)、「日本行刑の展開」(共著・一粒社)、「改訂・矯正用語事典」(編共著・東京法令出版)、「全訂2版・新行刑法要論」(東京法令出版)がある。