【タイトル】 |
ピノキオ |
【著者】 |
ヴィンシュルス |
【訳】 |
原正人 |
【仕様】 |
B5変型・上製・4C・192頁 |
【定価】 |
3,150円(税込) |
【発売予定日】 |
2011年9月21日 |
【ISBN】 |
978-4-7968-7097-9 |
【発売元】 |
小学館集英社プロダクション |
©WINSHLUSS |
【内容紹介】
今フランスで注目の若手BD作家にして、アニメ映画『ペルセポリス』の監督でもある気鋭のアーティスト、ヴィンシュルスによる2009年のアングレーム国際漫画祭グランプリ作品が待望の初邦訳! タイトル通り、あのディズニーアニメで有名な『ピノキオ』を大胆に改変し、世にも邪悪な物語に仕立て上げた作品です。
強欲なゼペットの手で生み出された従順なロボット、ピノキオ。ピノキオを大量破壊兵器として軍部に売り込もうと画策するゼペットだったが、とんでもない不慮の事故をきっかけにピノキオは放浪の旅に出ることに。一方その頃、ピノキオの脳内には、芸術家気取りの飲んだくれゴキブリ、ジミニーが寄生し始め……?
下品で悪意に満ちたキャラクターが奇妙に絡み合う、大人のための邪悪なファンタジー。
【著者紹介】 |
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(著者)ヴィンシュルス |
(訳者)原正人 |
1970年、フランス、ラ・ロシェル生まれ。『Monsieur Ferraille』、『Welcome to the Death Club』、『Pat Boon Happy end』など個性的な作品をオルタナティブ系出版社より刊行し、知識層を中心に支持を受ける。漫画制作の他、アニメーション監督としても活躍しており、2007年公開のアニメ映画『ペルセポリス』では原作者であるマルジャン・サトラピと共同で監督を務め、カンヌ映画祭にて批評家賞を受賞。新作映画『鶏のプラム煮』も今秋フランスで公開予定。その才能は、フランス国内にとどまらず幅広い関心を集めている。 |
1974年生まれ。学習院大学人文科学研究科フランス文学専攻博士前期課程修了。BDの専門誌『EUROMANGA』(飛鳥新社)で翻訳および執筆に携わる。訳書にニコラ・ド・クレシー著『天空のビバンドム』(飛鳥新社)、アレハンドロ・ホドロフスキー&メビウス著『アンカル』(小社)、メビウス著『エデナの世界』(TOブックス)、セバスチャン・ロファ著『アニメとプロパガンダ』(共訳、法政大学出版局)がある。
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