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闇の国々II

BD界の三大巨匠の一人スクイテンの超絶アートが、ついにフルカラーで登場! 記念すべきシリーズ第1作も収録した名作BD第2巻!

ブノワ・ペータース
フランソワ・スクイテン
訳者古永真一
訳者原正人
仕様B5判変型・上製・本文4C・288頁
定価本体3,800円+税
発売予定日2012年10月31日
ISBN9784796871327

〈闇の国々〉――それは、我々の現実世界と紙一重の次元にある謎の都市群。
自在に姿を擬態しながら、次々に旅人たちを取り込む食虫植物都市を描いた『サマリスの壁』、エリゼ宮、ルーヴル美術館、ポンピドゥー・センターなど実在の建築物をモチーフに、都市の地下に広がる広大な迷宮を彷徨う『パーリの秘密』、巨大メトロポリス建設に邁進するうち、次第に精神を狂わせていく人々を描く『ブリュゼル』、〈闇の国々〉の歴史資料からその全貌を読み解く外伝『古文書官』など、シリーズ第1作を含むカラー作品4篇を収録した待望の第2巻。

● ブノワ・ペータース(Benoît Peeters)[作]… 1956年、フランス・パリ生まれ。2冊の小説を出版した後、1980年代から幼なじみのフランソワ・スクイテンとともに“闇の国々”シリーズを手掛け、以後、BDの原作者として活躍。同シリーズは10の言語に訳され、数々の賞を受賞した。またBD以外にもエッセイ、評伝、映画、テレビ、ラジオドラマの制作など多岐にわたる活動を展開している。『タンタンの冒険』で知られるベルギーのBD作家エルジェの研究家としても有名で、これまでに3冊の研究書を出し、いずれも高い評価を受けている。
● フランソワ・スクイテン(François Schuiten)[画]… 1956年、ベルギー・ブリュッセル生まれ。1970年代から『ピロット』や『メタル・ユルラン』などの雑誌でBDを発表し、1982年、雑誌『ア・シュイーブル』に掲載された“闇の国々”シリーズ第1作『サマリスの壁』で一躍人気BD作家の仲間入りを果たす。現在では、切手やポスターなど、ヨーロッパの至るところでスクイテンのイラストを見ることができ、まさにBD界を代表するアーティストの一人である。また、スクイテンはパリやブリュッセルの地下鉄の駅のデザイン、オペラやダンスの舞台芸術も手掛けており、2005年の愛知万博のベルギー館をはじめとする数々の国際博覧会のパビリオンデザインなどにも携わっている。
●古永真一(ふるなが・しんいち)[訳]…1967年生まれ。現代思想の研究の他、BDに関する著作や翻訳も手掛ける。首都大学東京准教授。
●原正人(はら・まさと)[訳]…1974年生まれ。学習院大学人文科学研究科フランス文学専攻博士前期課程修了。バンド・デシネ関係の訳書多数。