スパイダーマン、デッドプール、アベンジャーズ、X-MEN、ヴェノムなど、マーベルが誇る人気キャラクターの邦訳コミックスや、ファン必携の図鑑などをご案内!
「最悪だ。これ以上悪くなりようがない」だって?
残念だね、スパイディ、君の不幸はまだ始まったばかりさ!
『ブランニュー・デイ』だからといって、明るい未来が待っているわけじゃない。複数の死体からスパイダートレーサーが発見された事件……通称スパイダートレーサー連続殺人事件の容疑者の汚名をそがねばならない。
また、ニューヨーク市民を脅かす新たな怪人フリークも阻止しなければならない。しかし、フリークは倒すたびに、さらに強くなって復活するのだ。
さらにニューヨークに季節外れの大雪が降り積もり、それとともにマヤ文明の狂戦士が出没する。ウルヴァリンが援護に駆け付けるが、それはむしろ火に油を注ぐ結果になる。
スパイディを悩ませる心配事はこれだけじゃない。親友ハリー・オズボーンのこと、自分に急接近してきたハリーの恋人のこと、そして再び心臓発作をおこしたJ・ジョナ・ジェイムソンのことも!
『AMAZING SPIDER-MAN』#552-558
●ボブ・ゲイル(Bob Gale)[作]・・・映画『バック・トゥ・ザ・フーチャー』三部作の脚本を務めた映画脚本作家。コミック作品としては『デアデビル』(マーベル)、『バットマン:ノーマンズ・ランド』(DC)などを手掛けている。
●ゼブ・ウェルズ(Zeb Wells)[作]・・・『ブランニュー・デイ』の中心ライターの一人である。代表作は『アベンジング・スパイダーマン』『ヴェノム:ダーク・オリジン』『カーネイジ』『ニューミュータンツ』(マーベル)など。
●フィル・ヒメネス(Phil Jimnez)[画]・・・DとCがつくライバル会社のベテラン・アーティスト。『ワンダーウーマン』『ティーン・タイタンズ』等のドラマチックな物語でファンを魅了した。『インフィニット・クライシス』で成功を収めた後、マーベルと専属契約を結び、『ブランニュー・デイ』のリランチ企画を手伝うことになった。
●クリス・バチャロ(Chris Bachalo)[画]・・・カリフォルニア・ステート大学でアートを学ぶ。代表作は『ジェネレーションX』『アンキャニー・X-MEN』(マーベル)、『デス:ハイ・コスト・オブ・リビング』(DC/バーティゴ)など多数。他にも自身が版権を所有している『ウィッチング・アワー』(DC/バーティゴ)や、『スチームパンク』(DC/ワイルドストーム)といった著作がある。
●バリー・キットソン(Barry Kitson)[画]・・・多作家であり、DCで『バットマン/パニッシャー』『アズラエル』『JLA:イヤーワン』『リージョン・オブ・スーパーヒーローズ』などを手掛けた後、2007年にマーベルと専属契約を結び、『ジ・オーダ』『アイアンマン2.0』などを手掛けた。
●高木亮(たかぎ あきら)[訳]・・・翻訳家。1967年生まれ、三重県出身。主な訳書に『ベスト・オブ・スパイダーマン』『スパイダーマン:ブルー』『スパイダーマン:ステイシーの悲劇』『デッドプール:マーク・ウィズ・ア・マウス』(いずれも小社刊)などがある。