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闇の国々III

知る人ぞ知るカラー作品の傑作『見えない国境』をついに完全収録! 〈闇の国々〉の核心に迫る、シリーズ円熟期の第3巻!

ブノワ・ペータース
フランソワ・スクイテン
訳者古永真一
訳者関澄かおる
訳者原正人
仕様B5判変型・上製・本文4C・312頁
定価本体3,800円+税
発売予定日2013年03月23日
ISBN9784796871464

〈闇の国々〉――それは、我々の現実世界と紙一重の次元にある謎の都市群。
突如自分の影に色がついてしまった男の奇妙な運命を描く『ある男の影』、領土拡大政策に翻弄される地図制作者たちを描く『見えない国境』、〈闇の国々〉で起こるさまざまな事件を報じる新聞『エコー・デ・シテ』など、シリーズ円熟期のカラー作品3篇を収録した第3巻。日本語版特典として、巻末に著者ペータース&スクイテンのインタビューも収録。

● ブノワ・ペータース(Benoît Peeters)[作]… 1956年、フランス・パリ生まれ。2冊の小説を出版した後、1980年代から幼なじみのフランソワ・スクイテンとともに“闇の国々”シリーズを手掛け、以後、BDの原作者として活躍。同シリーズは10の言語に訳され、数々の賞を受賞した。またBD以外にもエッセイ、評伝、映画、テレビ、ラジオドラマの制作など多岐にわたる活動を展開している。『タンタンの冒険』で知られるベルギーのBD作家エルジェの研究家としても有名で、これまでに3冊の研究書を出し、いずれも高い評価を受けている。
● フランソワ・スクイテン(François Schuiten)[画]… 1956年、ベルギー・ブリュッセル生まれ。1970年代から『ピロット』や『メタル・ユルラン』などの雑誌でBDを発表し、1982年、雑誌『ア・シュイーブル』に掲載された“闇の国々”シリーズ第1作『サマリスの壁』で一躍人気BD作家の仲間入りを果たす。現在では、切手やポスターなど、ヨーロッパの至るところでスクイテンのイラストを見ることができ、まさにBD界を代表するアーティストの一人である。また、スクイテンはパリやブリュッセルの地下鉄の駅のデザイン、オペラやダンスの舞台芸術も手掛けており、2005年の愛知万博のベルギー館をはじめとする数々の国際博覧会のパビリオンデザインなどにも携わっている。
●古永真一(ふるなが・しんいち)[訳]…1967年生まれ。現代思想の研究の他、BDに関する著作や翻訳も手掛ける。首都大学東京准教授。
●関澄かおる(せきずみ・かおる)[訳]…1966年生まれ。愛知県立芸術大学美術学部卒業。広報職を経て、日仏・仏日双方向の翻訳家として活躍
●原正人(はら・まさと)[訳]…1974年生まれ。学習院大学人文科学研究科フランス文学専攻博士前期課程修了。バンド・デシネ関係の訳書多数。