昨年12月の発売以来、好評発売中の
ペータース&スクイテンによる歴史的名作シリーズ『闇の国々』。
重版出来! 『闇の国々』 ブノワ・ペータース[作] フランソワ・スクイテン[画] 定価:4,200円 © 2008, 2009, 2010 Casterman, Bruxelles All rights reserved. |
まるで銅版画を思わせるようなスクイテンの繊細で計算しつくされた見事なアートワーク、
ペータースの豊富な知識に裏打ちされた複雑で奥深いストーリー展開により、
日本のマンガ好きのみならず、海外文学ファン、SF・ファンタジー愛好者からも
高い評価の声をいただき、他の作品も読みたい!という声が数多く寄せられました。
そんな読者の方々の声を受け、
ついに今年10月末、第2巻となる『闇の国々Ⅱ』の発売が決定致しました!!!
前回の『闇の国々』ではモノクロ作品が中心でしたが、
今度の『闇の国々Ⅱ』では、待望のフルカラー作品を中心に収録します。
そこで、収録予定の各作品をちらっとご紹介!
『サマリスの壁』 Les Murailles de Samaris, 1983 記念すべき〈闇の国々〉シリーズ第1作。 謎に包まれた都市サマリスで 旅行者が次々に消えるという事件が多発していた。 サマリスに関する根拠のない噂の蔓延を憂慮した クシストス政府の依頼により、視察官として サマリスに派遣されることになったフランツが目撃した、 驚くべき都市の正体とは......? |
『パーリの秘密』 Les Mysteres de Pâhry,2007 『(ア・シュイーブル)』誌の別冊「建築とバンド・デシネ」の 特集号のために制作された短編4作をまとめた作品。 ルーヴル美術館、オペラ座、エリゼ宮、 ポンピドゥー・センターをモチーフに、 〈闇の国々〉の都市パーリの地下に張りめぐらされた 秘密の通路を巡る。 (※画像はその内の1篇『アブラハム博士の奇妙な症例』より) |
『ブリュゼル』 Brüsel, 1992 決して枯れないプラスチック製の植物を発明し、 店の新装開店準備中の花屋のコンスタン。 彼の住む街ブリュゼルでは、大規模な都市開発が 進められており、古い街並みが次々と取り壊されていた。 "進歩"にとりつかれ、巨大未来都市建設に邁進する人々の 狂騒劇に、期せずして巻き込まれていくコンスタンの運命は......。 |
『古文書官』 L'Archiviste, 1987 中央史料館に勤務するイジドール・ルイに託されたのは、 謎の都市国家群〈闇の国々〉に関する資料の編纂。 断片的な資料と挿絵から、この都市群の歴史を解き明かそうとするが......。 |
発売予定日は2012年10月30日。
現在、鋭意制作中です。
どうぞお楽しみに!
そしてこの〈闇の国々〉シリーズ......
なんと......
"全4巻"で刊行予定です!!!!!
続報を待て!!!