『エル・トポ』『ホーリー・マウンテン』などの作品で知られるカルト映画監督にして、
『アンカル』『メタ・バロンの一族』などの原作者、アレハンドロ・ホドロフスキーの
話題の映画2作品が、今年の6月、7月にかけて日本で連続公開されることになりました!
ホドロフスキーのDUNE 2014.6.14 [SAT] 新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷アップリンクほか、全国順次公開 監督:フランク・パヴィッチ 出演:アレハンドロ・ホドロフスキー、ミシェル・セイドゥ、H.R.ギーガー他 配給:アップリンク/パルコ 公式サイト:http://www.uplink.co.jp/dune/ |
6月14日公開予定の『ホドロフスキーのDUNE』は
あの、幻に終わったホドロフスキー監督映画『DUNE』をめぐるドキュメンタリー映画。
1974年にホドロフスキー監督企画として製作がスタートし、
メビウス、ダン・オバノン、H・R・ギーガー、サルバドール・ダリ、ミック・ジャガーといった
驚異的な豪華メンバーを揃えながら企画が頓挫してしまった
映画史上最も有名な"実現しなかった映画"として知られています。
BDファンの方にとっては、あの名作『アンカル』でタッグを組んだ
メビウスとホドロフスキーがこの映画の企画で初めて出会ったという重要な意味もあります。
映画では、ホドロフスキー本人も出演して製作当時の状況を詳細に語り、
膨大な資料、絵コンテを紐解きながら、幻に終わった映画『DUNE』の全貌を解き明かしていきます。
リアリティのダンス 2014.7.12 [SAT] 新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷アップリンクほか、全国順次公開 監督・脚本: アレハンドロ・ホドロフスキー 出演:ブロンティス・ホドロフスキー、パメラ・フローレス他 配給:アップリンク/パルコ 公式サイト: http://www.uplink.co.jp/dance/ |
さらに7月12日には、実に23年ぶりとなる
ホドロフスキー監督の新作映画『リアリティのダンス』が公開となります。
こちらは、2012年に文遊社から日本語版も出版された
ホドロフスキーの自伝『リアリティのダンス』が原作。
チリの田舎町を舞台に、権威的な父、オペラを歌うように話す母親と過ごした
ホドロフスキー自身の幼少期を描く自伝的作品です。
そしてなんと、この映画2作品の公開を記念して、
来月4月、ホドロフスキー監督が来日することが決定致しました!
アップリンクさんでは、映画公開に先駆けて
「THIS IS ALEJANDRO JODOROWSKY」(通称:ホドロフスキー新聞!)という、
ホドロフスキーの魅力を満載したフリーペーパーを公開中。
映画監督、BD原作者、作家、タロット研究家、俳優......などなど
複数の顔を持つホドロフスキーを紹介しています。
また、来日決定をうけて日本のファンに向けたメッセージも!
映画公開前に、ホドロフスキー原作の下記のBD作品も
ぜひチェックしてみてください!
特に『メタ・バロンの一族』は、『アンカル』以上に、
「まさに『DUNE』の世界そのまま!」な作品ですよ!
『アンカル』 | 『メタ・バロンの一族』(上) | 『メタ・バロンの一族』(下) |
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最後にお知らせです。
2012年から、週1回の更新でお送りしてきたBDfileですが、
来月から、少しペースを落とし、
毎月第1・第3水曜日の月2回更新とさせていただくことになりました。
引き続き、BDについてのお役立ち情報をみなさまにお届けしていきますので、
ご意見・ご要望・ご感想など、ぜひコチラよりお寄せください。
今後ともご愛読の程、よろしくお願い致します!