INTERVIEW

『ゾンビレニアム』アルチュール・ド・パンス氏インタビュー動画


昨年の休刊より約1年の沈黙を経て、
先日、BDの専門誌「ユーロマンガ」第7号が飛鳥新社より発売されました。


0801_01.jpg   ユーロマンガ vol.7

  [出版社]飛鳥新社


今年3月に亡くなったメビウスの追悼特集ということで、
大友克洋さんや荒木飛呂彦さん、浦沢直樹さんなど日本の名だたる漫画家による
追悼インタビューが掲載されており、かなり読み応えのある内容となっています。

同時に第7号では新連載も始まりました。

それが昨年のアングレーム国際漫画祭にて、
子ども向け作品の最優秀作品賞を受賞(第2巻)した『ゾンビレニアム』です。

そこで、今回は『ゾンビレニアム』の著者アルチュール・ド・パンス氏の
インタビュー動画を公開致します!












●『ゾンビレニアム』

0801_02.jpg   Zombillénium

  第1巻: Gretchen
  第2巻: Ressources Humaines


  [著者] Arthur de Pins
  [出版社] DUPUIS

ストーリーの概要はユーロマンガ公式サイトでも確認できます。



●『カニの歩み』

0801_03.jpg   La Marche du crabe

  第1巻: La Condition des crabes
  第2巻: L'Empire des crabes


  [著者] Arthur de Pins
  [出版社] Fantagraphics

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ちなみにアニメーションも制作中の模様↓
公式サイト:http://www.lamarcheducrabe-lefilm.com/



●『ケー・ドルセー~外交日誌~』

0801_05.jpg   Quai d'Orsay

  第1巻: Chroniques diplomatiques
  第2巻: Chroniques diplomatiques

  [著者] Christophe Mlain / Abel Lanzac
  [出版社] DARGAUD

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▲実在のフランスの政治家ドミニク・ド・ヴィルパンの特徴そっくり


ちなみに「ケー・ドルセー(le Quai d'Orsay)」=「オルセー河岸」は、
フランス外務省の所在地で、外務省そのものを指す言葉でもあります。



●キラズ

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キラズ(Edomond Kiraz)

1923年、エジプト・カイロ生まれのフランスを代表するイラストレーター。第二次世界大戦後、フランスに移住し、60~70年代にかけて「Vogue」「ELLE」「marie claire」「PLAYBOY」などの多数の雑誌で活躍。キラズが描くセクシーで可愛い女の子は「キラジェンヌ」と呼ばれる。日本でもファンタスティック・プラスティック・マシーンの1stアルバムのジャケットアートなどで知られている。

キラズのアートは下記のサイトで見ることができます↓
http://kiraz-artworks.com/index.html



●『モンスター』

0801_10.jpg  MONSTER(全18巻)

  [著者] 浦沢直樹
  [出版社] 小学館





その他、日本語で読めるアルチュール・ド・パンスの作品として
かわいい罪(Péchés mignons)』という作品がすでに邦訳されて
「ユーロマンガ」第4号に掲載されています。
『ゾンビレニアム』でアルチュール・ド・パンスのファンになった方はこちらもぜひ!


INTERVIEW

【新刊告知あり!】BD界の異端児『ピノキオ』ヴィンシュルス氏インタビュー


2009年、アングレーム国際漫画祭にて最優秀作品賞を受賞し、
昨年9月、弊社より邦訳版を刊行した『ピノキオ』。

発売以来、そのあまりに下品で邪悪な内容で、
一部の好事家のハートをガッチリつかんでしまい
じわじわと口コミで評判を呼んでおりましたが、
このたびついに重版が決定しました!


0718_12.jpg   まさかの重版!

  ピノキオ

  ヴィンシュルス[著]
  原正人[訳]

  B5変型、192ページ、上製、オールカラー
  定価:3,150円(税込)
  ISBN 978-4-7968-7097-9
  ©WINSHLUSS


そこで今回は、
『ピノキオ』日本語版発売時におこない、
発表する機会もなくお蔵入りになっていた
著者ヴィンシュルスへのメールインタビューを公開します!


最後に、新刊の告知(!)もありますので、
どうぞ最後までお見逃しなく!



* * *



―『ピノキオ』のラストシーンにとまどう読者も多いのではないかと思います。
 子どもを失った夫婦のもとに辿りついたあと、彼はどうなってしまうのでしょう?
 人間になれたのでしょうか? それとも感情のないロボットのままなのでしょうか?


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▲『ピノキオ』P179 ラストシーンより


ヴィンシュルス

「オリジナル版のようにピノキオが人間になる望みは一切ありません
 実は、ラストシーンで、人類が破滅して、生き残っているのはピノキオだけという案もあったんです。
 もちろんジミニーは生き残ります。
 アポカリプスのときが来ても、きっとゴキブリだけは生き残っているでしょうからね」



―『ピノキオ』はキャラクターが非常に魅力的ですね。
 アンダーグラウンド・コミックのような雰囲気もありますが、かわいい要素もあります。
 何か参照したものはありますか? また、どんなBDがお好きなのでしょう?



ヴィンシュルス
「実際、私はもともとアンダーグラウンドな雰囲気のBDを描いていました。
 過去に描いていた作品は絵柄的にはずっと粗暴な感じだったんです。
 でも、ここ10年ほどは、好んで子どもの頃の思い出から着想を汲んでいます。

 子どもの頃好きだったのは、カール・バークス<が描いた『ドナルドダック』や
 スーパーヒーローもののコミックス(とりわけジャック・カービー)、
 それから『タンタン』といったものでした。


■カール・バークス
0725_01.jpg   Walt Disney's Donald Duck: "Lost in the Andes"
  (The Complete Carl Barks Disney Library)

  Author:Carl Barks
  Publisher:Fantagraphics

■ジャック・カービー
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 日本ではきっと知られていないチープなBDも好きでしたね。
 たいがいシナリオはバカバカしいし、絵は下手だし、印刷はひどいしで、散々なものでしたよ。
 SFのBDもよく読みましたね。TVシリーズでは『トワイライト・ゾーン』が大好きでした。

 私は大衆的な文化とともに育ったんです。
 そういう意味ではとてもメインストリームなものから影響を受けていると思います。
 こういう大衆文化を否定することなく、自分の仕事の中にうまく取り込んでいきたいですね」



―あなたはBD作家であると同時にアニメーション作家でもあります。
 BDとアニメーションそれぞれの魅力とは何でしょう。



ヴィンシュルス
「BDとアニメーションはまったく異なるメディアですから、この二つを比較することはできません。
 ただ、BDの魅力は全部一人でできることでしょうね」



―協力者としてシーゾ(Cizo)の名前がクレジットされています。
 彼は90年代に日本のマンガ雑誌『モーニング』に作品を掲載していました。
 シーゾとは親しいようですが、あなたは『モーニング』に作品を発表なさらなかったのですか?


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▲『ピノキオ』P3 クレジットより


ヴィンシュルス

「当時、シーゾと一緒に『Mr.X』(※)という作品を作りました。もっとも私は絵を描かず、原作担当でしたが」



―日本のマンガはお読みになりますか?

ヴィンシュルス
「もちろん読みますよ。若い頃に衝撃を受けたのは『AKIRA』ですね。『鉄コン筋クリート』も好きでした。
 他にもアンダーグラウンドっぽい作品で好きなものがいくつかあるのですが、
 題名を忘れてしまいました。話が奇妙で暴力的な雰囲気だったのですが。
 アニメではSTUDIO4℃の仕事がすばらしいですね」



―最後に今後の予定を教えてください。


ヴィンシュルス
「『スマート・モンキー』というBDを過去に描いたんですが、これを今アニメ化しています。
 いくつか新作BDも準備中ですよ。
 映画も撮りたいと思っています。今度はすごく暴力的なヤツをね。
 今そのシナリオを書いているところです」

0725_06.jpg   SMART MONKEY

  Cornélius, 2004




【註】
※―『MR.Xの大冒険』(『モーニング』本誌ではなく、「MORNING ONLINE」か?)。単行本化はされていない模様。



◎ヴィンシュルス略歴◎

0725_07.jpg ヴィンシュルス WINSHLUSS

1970年、フランスのラ・ロシェル生まれ。本名ヴァンサン・パロノー。1990年代半ばから『Jade』、『Ferraille』といった雑誌でコミックを描き始め、1999年に初の単行本『Super Negra』を発表。以後、『Monsieur Ferraille』(2001)、『Welcome to the Death Club』(2002)、『Pat Boon Happy end』(2002)などの作品を小出版社から刊行し、注目を集める。2008年に『ピノキオ』を発表し、翌2009年に同作がアングレーム国際漫画祭にて最優秀作品賞を受賞した。その一方で、アニメーション制作にも携わり、2007年に公開された『ペルセポリス』では、原作者のマルジャン・サトラピとともに監督を務め、2007年のカンヌ映画祭で批評家賞を受賞。サトラピとの共同監督第2作目となる映画『Chiken with Plum』が今年11月に日本でも公開予定。



(執筆・翻訳:原正人)


さて、ここでヴィンシュルス新刊発売のお知らせです。


ヴィンシュルス短編集
デス・クラブへようこそ
発売決定!!




表題作『デス・クラブへようこそ(Welcome to the Death Club)』の他、
インタビューにも登場した『スマート・モンキー(Smart Monkey)』
パット・ブーン"ハッピー・エンド"(PAT BOON "Happy End")』の3作品を収録した
『ピノキオ』の負けず劣らずブラックなユーモアに満ちた
読み応えたっぷりの傑作短編集です。

2012年9月頃発売を目指して、現在鋭意制作中!
発売日ほか詳細については、
決まり次第追ってお知らせ致します。

お楽しみに!



INTERVIEW

『ブラックサッド』フアーノ・ガルニド氏インタビュー動画

 

来週6月18日(金)、

ニコラ・ド・クレシーの最新作『サルヴァトール』がいよいよ発売となります。

(好評予約受付中!!)

 

 

本作では主人公のサルヴァトールはじめ、

登場するキャラクターが全員「動物」というスタイルをとっているのですが、

同じく、登場キャラクターがすべて動物というスタイルで

日本でも人気のBDといえば、『ブラックサッド』ですよね!

 

 

 ■『BLACKSAD』シリーズ 1~4巻(以下続刊予定)

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※すべて日本語で読めます!

 ・『ブラックサッド1 黒猫の男』  ※早川書房より単行本で発売
 ・『ブラックサッド2 凍える少女』  ※早川書房より単行本で発売(現在、在庫品切中)
 ・『ブラックサッド3 赤い魂』  ※「ユーロマンガ」Vol.1-2(飛鳥新社)収録
 ・『ブラックサッド 天に唾を吐く』(短編)  ※「ユーロマンガ」Vol.3(飛鳥新社)収録
 ・『ブラックサッド 犬'猫'の仲』(短編)  ※「ユーロマンガ」Vol.4(飛鳥新社)収録
 ・『ブラックサッド4 地獄と沈黙』  ※「ユーロマンガ」Vol.5-6(飛鳥新社)収録

 

そこで、今回は『ブラックサッド』の作画を担当されている

フアーノ・ガルニドさんのインタビュー動画を公開致します。

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

●『Ω(オメガ)』 〈『旅人』シリーズ〉

 

0606_05.jpg   Voyageur : Oméga

 

  [著]Juanjo Guarnido

  [出版社]Glénat

 

 

 

●Summer Time/『ブラックサッド』第4巻

 

 

 

 

 

 

●That Old Black Magic/『ブラックサッド』第3巻

 

『ユーロマンガ』のサイトで、映像と歌詞の和訳を見ることができます。

BONUS BLACKSAD : "That old black magic" 曲和訳+動画

 

 

 

 

●『ブラックサッド』愛蔵版

 

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  BLACKSAD 03. ALMA ROJA

  (EDICIÓN COLECCIONISTA) [Espagnol]

 

  [著]DIAZ
  [画]Juanjo Guarnido

  [出版社]NORMA EDITORIAL, S.A.

 

 

 

●今敏

 

 

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  海帰線

 

  [著]今敏

  [出版社]講談社

 

 

 

 

●『魔術』シリーズ

 

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  Sorcelleries

  

  [作]Teresa Valero
  [画]Juanjo Guarnido

  [出版社]Dargaud

 

 

 

INTERVIEW

『ムチャチョ』刊行記念!エマニュエル・ルパージュ氏インタビュー動画

 

 

明日4月12日(木)、
飛鳥新社よりBDの新刊『ムチャチョ―ある少年の革命』が発売になります。

 

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  ムチャチョ ある少年の革命


  エマニュエル・ルパージュ[著]
  大西愛子[訳]
  定価:2,835円(税込)
  発行:飛鳥新社


  1976年、独裁政権下の中米ニカラグア。

  教会の壁画制作を任された若い修道士

  ガブリエルは、「ものの表皮」の奥に隠された

  美を知り、貧しい村人やゲリラとの接触を経て、

  革命に身を投ずる。

  困難な時代を駆け抜けたある少年の成長記録。


発売を記念して、アングレームで行った
『ムチャチョ』の著者エマニュエル・ルパージュ氏のインタビュー動画を公開します。


どうぞご覧ください!

 

 


 

 

 

 

 

●『ムチャチョ―ある少年の革命』

 

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※クリックで拡大します↑
 

 

 

 

●『スピルーとファンタジオ』(Spirou et Fantasio)

 

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1938年から雑誌『スピルー』にて連載が開始された人気漫画シリーズ。
フランス・ベルギー圏では、『アステリックス』『タンタンの冒険』と並んでよく知られている。

 

 

もともとはホテルのボーイで、やがてジャーナリストとなったスピルーが相棒のファンタジオとともに世界のあちこちで事件に巻き込まれ、活躍するというストーリーで、1938年以降、アンドレ・フランカンをはじめとする何人もの作家によって、現在まで描き継がれている。

 

ジャン=ピエール・フルニエは、アンドレ・フランカンの後を引き継ぐかたちで、1968年から1981年まで、アルバムにして9冊の作品を手掛けた。

 

 

 

●ジャン=クロード・フルニエ(Jean-Claude Fournier)

 

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1943年、フランス・パリ生まれ。
『Bizu』『スピルーとファンタジオ』『Les Crannibales』シリーズなどで知られる。

 

 

 

●ピエール・ジュベール(Pierre Joubert)

 

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1910年、パリ生まれのイラストレーター。2002年没。

 

 

『ボブ・モラーヌ』はベルギーの小説家アンリ・ヴェルヌによる冒険小説シリーズで、ピエール・ジュベールは、そのいくつかのカバーイラストを手掛けたことでも知られる。

 

 

 

●クリスティアン・ロッシ(Christian Rossi)

 

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1954年、フランス・サン=ドニ出身のBD作家。

1973年、19歳の時にBD作家としてデビュー。
『Le Cycle des deux horizons』『Jim Cutlass』『W.E.S.T.』などの作品で知られる。

 

 

 

●ルネ・フォレ(René Follet)

 

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1931年、ベルギー・ブリュッセル生まれのBD作家。

 

14歳の時にチョコレート会社の宣伝用にスティーヴンソンの『宝島』のイラストを描き、1949年に『タンタン』と『スピルー』というベルギーの主要な漫画雑誌2誌でキャリアをスタートさせる。

 

長期にわたって成功したシリーズなどを持たないものの、数多くの優れた短編作品で知られ、写実的で絵画的なスケッチのスタイルで高い評価を受けている。

 

「最も有名な"名前を知られていない"第九の芸術の巨匠」とも称される。

 

 

 

●大友克洋

 

0411_19.jpgのサムネール画像   AKIRA(全6巻)


  大友克洋[著]
  発行:講談社


 

 

 

 

●谷口ジロー

 

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  歩くひと

 

  谷口ジロー[著]   
  発行:光文社

0411_21.jpgのサムネール画像

  遥かな町へ

 

  谷口ジロー[著]
  発行:小学館

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  父の暦

 

  谷口ジロー[著]
  発行:小学館

0411_23.jpg   神々の山嶺(全5巻)

 

  夢枕獏[作]
  谷口ジロー[画]
  発行:小学館

 

 


●『ネヴェ』(全5巻)

 

 

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  Névé

 

  Dieter, Marie-Paule Alluard[作]
  Emmanuel Lepage[画]
  Glénat

 

 


 

 

 

INTERVIEW

来日記念! 『ル・グラン・デューク』ロマン・ユゴー氏インタビュー動画

 

先日、イカロス出版から発売された
『ル・グラン・デューク』の作画家ロマン・ユゴーさんが来日しました!

 

本日3月28日には、『ル・グラン・デューク』の前日譚にあたる
『雲の彼方 オドゥラ・デ・ニュアージュ』も発売され、
日本でも着々と知名度をあげている注目のBD作家さんです。

 

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  ル・グラン・デューク


  ヤン[作]
  ロマン・ユゴー[画]
  宮脇史生[訳]
  定価:2,940円(税込)
  発行:イカロス出版

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  雲の彼方 オドゥラ・デ・ニュアージュ

 

  レジ・オーティエール[作]
  ロマン・ユゴー[画]
  宮脇史生[訳]
  定価:2,940円(税込)
  発行:イカロス出版

 

 

そこで、来日を記念して今年のアングレーム国際漫画祭で
ロマン・ユゴーさんに行ったインタビューの動画を公開します!

 

ユゴーさんのアツイ飛行機愛が伝わってくるようなインタビューです。

どうぞご覧ください!


 


 

 

 

 

 

 ●『エーデルワイスのパイロット』第1巻

 

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  Le pilote à l'Edelweiss, tome 1 : Valentine

 

  Yann[作]
  Romain Hugault[画]
  EUR13.50
  Paquet

 

 

 

●フランシス・ベルジェーズ(Francis Bergèse)

 

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1841年、フランス・ドローム生まれのBD作家。
代表作に『Biggles』シリーズ、『Back Danny』シリーズなど。


息子も同じくBD作家で、Bérikのペンネームで活躍中。
『Biggles』『Back Danny』にも、カラリストとして参加している。

 

 


●『バック・ダニー』シリーズ

 

 

Buck Danny

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アメリカ人エースパイロット、バック・ダニーを主人公にしたベルギーの人気コミックシリーズ。

 

1947年から2008年まで「スピルー」で連載され、

Dupuis社から全52巻のアルバム(単行本)で出版されている。

 

1947年から1979年までの最初の40巻は

Jean-Michel Charlier原作、 Victor Hubinon作画により発表され、

41巻からVictor Hubinonの後を引き継いで、フランシス・ベルジェーズが作画を担当した。

 

 

 

●『最後の離陸』(短編集)

 

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  Le Dernier envol

 

  Régis Hautière[作]

  Romain Hugault[画]

  EUR13

  Paquet

 

 

 

ちなみに動画の2分20秒あたり、ユゴーさんの背後で妙な動きをしている人は、

以前ご紹介したBD作家のトニー・サンドバルさんです(笑)。

 

 

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