昨年、全4巻にて完結した『闇の国々』日本語版シリーズですが、
最終巻の『闇の国々Ⅳ』には完結記念のオリジナルグッズがあたる
プレゼント応募ハガキがついています！

闇の国々Ⅳ ブノワ・ペータース［作］ フランソワ・スクイテン［画］ 古永真一・原正人［訳］ B5判変型・上製・336頁・本文4C（一部2C） 定価：4,000円＋税 © 2007, 2008, 2009, 2010 Casterman, Bruxelles All rights reserved. 好評発売中！

それがこちら！





ようやく完成しました！

完全非売限定品！
「闇の国々マップ」風呂敷です！！


京都の有名風呂敷メーカー「むす美」さんとのコラボで制作致しました。



『闇の国々』日本語版の巻頭に掲載されている地図を再現したこの風呂敷。
とても使い勝手のいい大きめサイズ（70cm角）ですので、


『闇の国々』全4巻だって・・・・





・・・・包めます！



額装するもよし、ブックカバーなんかにしてみるもよし、
アレンジはあなた次第！




『闇の国々Ⅳ』についている応募ハガキでご応募いただいた方から
抽選で30名様にプレゼントします！

応募〆切は2014年1月31日。当日消印有効です。
ぜひふるってご応募ください！！

BDfile、2014年最初の更新です！
本年もShoProBooks、BDfileをどうぞよろしくお願い致します。

さて、昨年末に発表しましたが、
昨年8月に弊社から刊行したバスティアン・ヴィヴェス『塩素の味』が
第17回文化庁メディア芸術祭マンガ部門にて「新人賞」をめでたく受賞しました。

ガイマン賞2013読者投票第1位!! 第17回文化庁メディア芸術祭 マンガ部門新人賞受賞!! 塩素の味 バスティアン・ヴィヴェス[著] 原正人[訳] B5判変、226ページ、上製、本文4C ■定価：2,800＋税 ISBN 978-4-7968-7159-4 好評発売中 ≫試し読みはコチラから！

この受賞を受け、なんと2月に
バスティアン・ヴィヴェスの来日が決定しました！
ヴィヴェスの来日は、一昨年の海外マンガフェスタに続いて2度目となります。


さらにさらに、この来日にあわせ、
ヴィヴェスの現時点での最高傑作とも言われている
代表作『ポリーナ』を緊急出版することも決定致しました！

ポリーナ バスティアン・ヴィヴェス［著］ 原正人［訳］ A5判変、208ページ、並製、本文2C ■定価：1,800円＋税 ISBN 978-4-7968-7195-2 2014年2月5日　発売予定 ※好評予約受付中！

『ポリーナ』は、バレリーナを目指すロシアの女の子ポリーナを主人公に、
恩師のボジンスキーとの交流、友人、恋人との関係を通して、
バレエダンサーとして成長していく様を描いた作品。




作品ごとに表現方法や、画風をガラリと変えてくるヴィヴェスですが、
本作『ポリーナ』では、シックなベージュカラーとブラックのコントラストを効果的に用いながら
ダンサーの美しい肉体の動きを生き生きと描き出しています。

また、どちらかというとセリフが少なめだった前作『塩素の味』と比べ、
今回はセリフやコマ割りの端々にヴィヴェスのストーリーテラーぶりが
いかんなく発揮された物語で、フランス本国でも高い評価を受け、
BD書店賞、ACBD批評賞という二つの大きな賞を受賞しています。


2月のヴィヴェス来日時には、
書店でのサイン会も予定しております！
詳細は、追ってBDfile、またはShoProの公式Twitterなどで
発表させていただきますので、どうぞお楽しみに！


（1/29追記）
サイン会の詳細決定しました！
情報は　コチラ　から

以前、フランスの女性BD作家ニーヌ・アンティコの紹介記事で
これまでに日本で紹介されているBDのイメージとはちょっと違うBDの魅力を教えてくださった
フランス語翻訳家の新行内紀子さんから、
「またちょっと面白いBDを見つけました！」との連絡がありました。

それはぜひご紹介いただかなくては！
というわけで今回は、子ども向けのほのぼのBD......と見せかけて、
かなりブラックな異色のBD『こちら鳩時計のブゾン社（Coucous Bouzon）』を
新行内さんにご紹介いただきます！

こちら鳩時計のブゾン社 Coucous Bouzon ［著］Anouk Ricard ［出版社］Gallimard ［発行年］2011 ≫試し読み

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9月のパリでのイベント、"Tokyo Crazy Kawaii"に続いて、
トゥールーズの現地特派員・鈴木賢三さんが、
先月、11/8～11/10にポーで開催された
サロン・ド・リーブルの取材に行ってきてくださいました。


公式Facebook（https://www.facebook.com/PauPyreneesFeteLeLivre）

サロン・ド・リーブルとは、日本で言えば書籍の見本市のこと。
各地方都市の娯楽イベント的な要素が強く、特別な業者用ブースを除けば、
出版社や小売業者による一般参加者向けの直販がメインです。

このときよくあるのが、BD作家のサイン会「デディキャス」（dédicace：文字通りに訳すと献呈）。
フランスのコミックイベントでは普通に行われている、
誰でも一度は遭遇するであろう光景です。

今回の取材ではどんな収穫があったでしょうか。
以下、鈴木賢三さんのレポートをご覧ください。

続きを読む

先日、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガなど
４部門の優れた作品を表彰する第17回文化庁メディア芸術祭受賞作が発表され、
バスティアン・ヴィヴェスの『塩素の味』がマンガ部門新人賞を受賞しました！

ガイマン賞2013読者投票第1位!! 第17回文化庁メディア芸術祭 マンガ部門新人賞受賞!! 塩素の味 バスティアン・ヴィヴェス[著] 原正人[訳] B5判変、226ページ、上製、本文4C ■定価：2,800＋税 ≫試し読みはコチラから！

贈賞理由は下記の通りです。

◆贈賞理由◆

水の中の心地よさが感覚的に伝わってくるのが素晴らしい。泳ぎが段々上達していくときのフォームの変化、背泳ぎして見上げる温水プールの天井の高さ......抑え気味の色や線によってそれらがさりげなく丁寧に描かれる。一方、同時収録の『僕の目の中で』は、主人公の見る少女の愛らしさを、かわいい色鉛筆で多くの色を使って表現している。表現することの喜びが伝わって来るような1冊だ。バスティアン・ヴィヴェスはまだ20代後半の、今まさにバンド・デシネ界が注目する新鋭。新人賞にふさわしい作家である。
（ヤマダ トモコ）

『塩素の味』は、ガイマン賞第1位に続いての快挙です！
昨年の『闇の国々』、一昨年の『皺』といい、
ガイマン賞の投票結果はやはりあなどれないですね。

応援してくださったみなさま、有難うございます！

また、その他弊社刊行の書籍では、
フランソワ・スクイテンの最新作『ラ・ドゥース』が
審査委員会推薦作品に選出されました。

AR（拡張現実）システムを BDで初めて導入した野心作！ ラ・ドゥース [著] フランソワ・スクイテン [訳] 古永真一 定価：3,200円＋税 好評発売中 © 2012 Casterman, Bruxelles All rights reserved. ⇒『ラ・ドゥース』日本語版特設サイト

受賞にともなって、来年2014年2月5日（水）から2月16日まで
東京・六本木の国立新美術館にて
平成25年度［第17回］文化庁メディア芸術祭受賞作品展が開催されます。

詳細が確定しましたら、またこのBDfileでもお知らせしていきますので、
どうぞお楽しみに！