BDファンのための集い「BD研究会」(通称:ベデ研)をご存知でしょうか?
『アンカル』『ピノキオ』などの翻訳で知られる
翻訳者の原正人さんが中心になって活動しているグループで、
だいたい月に1回くらいのペースで、BDファンが集って情報交換を行ったり、
時にはゲストとして、海外の作家さんや編集者さんをお招きしてお話を伺うなど、
精力的に活動を行っています。
(※BD研究会についての詳しい情報はコチラ)
そのBD研究会で、先日、今年3月10日に亡くなった
BD界の巨匠メビウスを偲んでの追悼集会が東京・飯田橋にある日仏学院で行われました。
今回のゲストはメビウスがジャン・ジロー名義で描いた
西部劇BD『ブルーベリー』の研究書『ll était une fois Blueberry(昔、ブルーベリーという男が...)』で
知られるダニエル・ピゾリ(Daniel Pizzoli)さん。
ピゾリさんは、なんと現在日本にお住まいなんです。
メビウス、ジャン・ジロー、二つの名前を持つこの偉大な作家について
ピゾリさんが詳しく解説してくださいましたので、
その模様を〈ジャン・ジロー編〉〈メビウス編〉の2回に分けてレポートします!