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【ガイマン賞2014】あなたの知らない海外マンガの世界へようこそ!

読者が選ぶ海外マンガ年間ベストアワード"ガイマン賞"の季節が今年もやってきました!

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▲ガイマン賞2014メインビジュアル

ガイマン賞は2012年から始まった海外マンガ=ガイマンの年間ベストを決める賞で、
今年で3回目を迎えます。

●ガイマン賞公式サイト→ http://www.gaiman.jp/

●ガイマン賞公式twitter(公式ハッシュタグ #ガイマン)→ @gaiman_jp




ノミネートの対象になるのは、
2013年10月1日から2014年9月30日の間に日本国内で翻訳出版された海外制作のマンガ
その総数、なんと105点!
*ノミネート作の詳細は コチラ からご覧いただけます。

ガイマンと一口に言っても、その形式・内容はさまざま。
アメリカン・コミックス、バンド・デシネ、マンファ......
あなたの知らない、知ったら人生がステキになるかもしれない作品がきっとあるはず!
ぜひ個々の作品紹介ページをご覧いただき、気に入ったものがあれば読んでみてください。


また、主催の京都国際マンガミュージアム/京都精華大学国際マンガ研究センター、
明治大学米沢嘉博記念図書館、北九州市漫画ミュージアムの3館では、
10月1日~11月30日の投票期間中、ノミネート作品のほとんどをその場でお読みいただけます。
さらにジュンク堂池袋店、ジュンク堂吉祥寺店、ヴィレッジヴァンガード下北沢店では
ガイマン賞フェアを絶賛展開中! ぜひ足を運んでください!

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▲京都国際マンガミュージアム

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▲明治大学米沢嘉博記念図書館

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▲北九州市漫画ミュージアム

*3館および協力書店の詳細は コチラ から。


実際に読んでみてこれはよかったという作品があれば、ぜひ投票してください。
投票は主催3館、フェアを展開している協力書店、そしてWEBからしていただけます。

投票用紙(フォーム)には感想・メッセージを記入する欄があり、
公開の許可をいただいた方のコメントはWEB上で読むことができるようになっています。
ここにもまだ知らぬガイマンと出合う手がかりがあるはず!
他の読者があなたのお気に入りのガイマンと出合えるきっかけを作るためにも、
あなたのコメントをご記入ください!



さらに、ガイマン賞投票期間中にイベントが2つ行われます。


【ガイマン賞トークイベント①】

小野耕世、大いに語る!ガイマン賞2014ナビ

半世紀近く海外マンガ=ガイマンの翻訳と紹介にたずさわってこられた"ガイマンの父"小野耕世氏。
その小野氏と共に、今年のノミネート作品を概観しつつ、ガイマンの現在、過去、未来について熱く語らいます。

【日時】2014年11月8日(土)16:00‐17:30
【場所】米沢嘉博記念図書館 2階閲覧室
【出演】<特別ゲスト>小野耕世(翻訳家)
     原正人(BD翻訳者)、椎名ゆかり(米コミックス翻訳者)
【料金】無料 ※会員登録料金(1日会員300円~)が別途必要です。
*会場が混み合う場合、入場をお断りすることがあります。ご了承ください。
http://www.meiji.ac.jp/manga/yonezawa_lib/archives/t_event53.html

<出演者プロフィール>
小野耕世 (おのこうせい)
1939年東京生まれ。国士舘大学21世紀アジア学部客員教授。海外コミックの翻訳・紹介の第一人者として、2006年に第10回手塚治虫文化特別賞を受賞。著書に『アメリカン・コミックス大全』、主な訳書に『マウス』『パレスチナ』『皺』などがある。最新の翻訳作品は小学館集英社プロダクション刊『リトル・ニモ 1905-1914』。

原正人 (はらまさと)
BD翻訳者。訳書にバスティアン・ヴィヴェス『ポリーナ』(小学館集英社プロダクション)、マリー・ポムピュイ、ファビアン・ヴェルマン&ケラスコエット『かわいい闇』(河出書房新社)など。『はじめての人のためのバンド・デシネ徹底ガイド』(玄光社)監修。

椎名ゆかり (しいなゆかり)
米コミックス翻訳者。訳書にフェリーぺ・スミス『ピポチュー』 (講談社)、アリソン・ベクダル『ファン・ホームある家族の悲喜劇』、チャールズ・バーンズ『ブラック・ホー ル』、ファビオ・ムーン、ガブリエル・バー『デイトリッパー』(すべて小学館集英社プロダクション)他。



【ガイマン賞トークイベント②】

ガイマン賞2014 結果発表トークイベント

【日時】12月13日(土)
【場所】米澤嘉博記念図書館2階閲覧室
【出演】<特別ゲスト>未定
    原正人(BD翻訳者)、椎名ゆかり(米コミックス翻訳者)
【料金】無料(但し会員登録証として300円が必要です。)
*詳細が決まり次第米沢嘉博記念図書館HPにて告知いたします。



また、ガイマン賞は2014年11月23日に行われる海外マンガフェスタにも出展します!
会場にいらっしゃる皆さん、ぜひガイマン賞ブースにもお立ち寄りください!
*詳細が決まり次第ガイマン賞HPおよびガイマン賞公式twitterで告知いたします。


さあ、君のガイマンを探しに行こう!


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【好評予約受付中】エンキ・ビラル最新作『ルーヴルの亡霊たち』発売決定!


パリのルーヴル美術館が、コミックという表現方法を通じて、
より幅広く世間にルーヴルの魅力を伝えるため企画した
ルーヴル美術館BD(ベーデー)プロジェクト》。

ニコラ・ド・クレシーが手がける第1弾『氷河期』、
マルク=アントワーヌ・マチューが手がける第2弾『レヴォリュ美術館の地下』と
邦訳版を刊行してきた本シリーズの第3弾となる最新邦訳版が、
2014年10月29日に発売されることが決定しました!

ルーヴル原書表紙.jpg ルーヴルの亡霊たち
-ルーヴル美術館BDプロジェクト-


エンキ・ビラル[著]
大西愛子[訳]
小池寿子[監修]

A4変型(275×222㎜)・上製・144頁・本文4C
予価:3,000円+税
ISBN:978-4-7968-7530-1
小学館集英社プロダクション

2014年10月29日発売予定
好評予約受付中
※書影は原書イメージです


* * *


邦訳第3弾となる本作『ルーヴルの亡霊たち』を手がけるのは、
独特の退廃美を持ったスタイリッシュなアートワークで、
日本でも多くのクリエイターに影響を与えているBD界の奇才エンキ・ビラルです。

日本でも、〈ニコ・ポル三部作〉として知られる
『不死者のカーニバル』『罠の女』『冷たい赤道』(河出書房新社)、
モンスター完全版』(飛鳥新社)などの邦訳作品が出版されている他、
映画監督としても活躍するエンキ・ビラルは
ティコ・ムーン』『バンカー・パレス・ホテル』などの作品で
カルト的な人気を博しているマルチ・アーティストでもあります。

今回、『ルーヴルの亡霊たち』でエンキ・ビラルが描き出すのは
ルーヴルの所蔵品に取り憑いた22体の亡霊たち


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▲本文サンプル


彼らが生前にどんな人生を歩んだのか、
なぜその所蔵品に取り憑くに至ったのか、
彼らが生前にたどった数奇な運命を、美しいイラストと硬質な文章で描きだします。
巻末には、美術史家・小池寿子氏による詳しい作品解説も収録しています。

フランス本国では、ルーヴル美術館での単独展覧会も行われたほど話題になった本作、
待望の邦訳版の発売をどうぞお楽しみに!


シリーズ第1弾

氷河期
-ルーヴル美術館BDプロジェクト-


ニコラ・ド・クレシー[著]
大西愛子[訳]
小池寿子[監修]

定価:3,000円+税
ISBN:978-4-7968-7080-1
小学館集英社プロダクション

好評発売中
レヴォリュ美術館.jpg
シリーズ第2弾

レヴォリュ美術館の地下
-ルーヴル美術館BDプロジェクト-


マルク=アントワーヌ・マチュー[著]
大西愛子[訳]
小池寿子[監修]

定価:2,800円+税
ISBN:978-4-7968-7090-0
小学館集英社プロダクション

好評発売中
岸辺露伴.jpg 『ジョジョの奇妙な冒険』の
荒木飛呂彦先生も参加!


岸辺露伴 ルーヴルへ行く


荒木飛呂彦[著]
定価:2,667円+税
ISBN:978-4-0878-2379-0
集英社

好評発売中


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9月海外コミック関連イベントのお知らせ


9月の海外コミック関連イベントのお知らせです。

日本のみならず、海外のコミックについても造詣が深く、
ササキバラ・ゴウの名でコミック評論家としても活躍されている
まんが編集者の佐々木果さんが、日比谷図書文化館の講座についに登壇!

日本、アメリカ、ヨーロッパのそれぞれの文化圏で独自の発展を遂げてきたマンガを
同時代的に語る講義が、9月6日(土)、日比谷図書文化館にて開催されます。


* * *


2014 / 09 / 06 SAT

ストーリーマンガ時代のはじまり
-日本・アメリカ・フランスの1930年代


日本のストーリーマンガ、アメリカのコミック、フランスのバンド・デシネ。
国によってそれぞれ個性豊かに進化したマンガの姿は、
どのようにして形成されてきたのでしょうか?
それぞれのマンガが発展していく歴史の中で、
各国とも爆発的な進化のあった1920~30年代に焦点をあてて、
現代マンガの原点を世界史的な視野で探ります。

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【日時】 2014年09月06日(土)
     16:00~17:30(15:30~受付開始)
【場所】 千代田区立日比谷図書文化館 4階スタジオプラス(小ホール)
【出演】 佐々木果(まんが編集者)
【定員】 60名(申込順、定員に達し次第〆切)
【参加費】 1,000円
【問い合わせ先】 千代田区立日比谷図書文化館(03-3502-3340)
【主催】 千代田区立日比谷図書文化館

※イベントの詳細や申込方法は コチラ から!


定員に達し次第〆切とのことなので、ご予約はどうぞお早めに!


■プロフィール■

佐々木 果(ささき みのる)
まんが史研究者。1985年からまんが編集者として活動。2000年代以降は、大学で教鞭をとりながら、まんがの創作指導や歴史研究などに取り組む。著書『まんが史の基礎問題 ホガース、テプフェールから手塚治虫へ』(オフィスヘリア)、訳書『M.ヴィユ・ボワ』(ロドルフ・テプフェール著/オフィスヘリア)など。ササキバラ・ゴウ名義の著書に『〈美少女〉の現代史 萌えとキャラクター』(講談社新書)、『それがVガンダムだ』(銀河出版)などがある。


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6月のBD関連イベントのお知らせ


さて、今回はBD関連のイベントを2つお知らせします。


* * *


2014 / 06 / 10 TUE

映画『ホドロフスキーのDUNE』『リアリティのダンス』公開記念
西島大介×原正人
「漫画原作者としてのホドロフスキー
メビウスの描いた『DUNE』をめぐって~
勝たずんば死あるのみ、我らメタ・バロンの一族」


【日時】 2014年6月10日(火)
      20:00~22:00 (19:30開場)
【場所】 下北沢B&B
【出演】 西島大介(漫画家)、原正人(翻訳家)
【入場料】 1,500円+1 drink order

※イベントの詳細、チケットの予約・購入は コチラ から!

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「世界一有名な実現しなかった映画」とも言われる
アレハンドロ・ホドロフスキー監督の幻のSF超大作映画『DUNE』。
その製作の顛末をめぐるドキュメンタリー映画『ホドロフスキーのDUNE』が
いよいよ6月14日(土)より公開となります。

公開を記念して、ホドロフスキー原作コミック
『アンカル』『メタ・バロンの一族』などの翻訳を手がける原正人さんと
『世界の終わりの魔法使い』『ディエンビエンフー』などの作品で知られる
漫画家の西島大介さんが、下北沢B&Bでトークイベントを行います!

西島さんは以前より『メタ・バロンの一族』の大ファン!であると公言もされており、
イベントではメタ・バロンについての熱いトークが聞けそうです。



2014 / 06 / 21 SAT

フランスで華ひらくマンガ文化
~翻訳家が語るバンド・デシネの魅力~


【日時】 2014年6月21日(土)
     13:00~14:30(12:30~受付)
【場所】 千代田区立日比谷図書文化館 4階スタジオプラス(小ホール)
【出演】 原正人(翻訳家)
【定員】 60名(申込順、定員に達し次第〆切)
【参加費】 1,000円

※イベントの詳細や申込方法は コチラ から!

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こちらはBDの翻訳を多数手掛ける翻訳家・原正人さんによるBD講座。
BD翻訳の裏話から、本国の作家との交流エピソードまで、
まだまだ知られていないBDの知識や魅力をたっぷり語ってくださいます。

原正人さんは、ちょうど昨年末から今年の初めにかけてフランスに滞在されていたので、
今年のアングレーム国際漫画祭のお話やBDの最新事情など、
ここだけのお話もいろいろ伺えそうです!

定員に達し次第〆切とのことなので、ご予約はどうぞお早めに!



* * *


どちらもBDファン必見のイベントです。
みなさまどうぞふるってご参加ください!


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『アンカル』『メタ・バロンの一族』のアレハンドロ・ホドロフスキー来日決定!!


『エル・トポ』『ホーリー・マウンテン』などの作品で知られるカルト映画監督にして、
『アンカル』『メタ・バロンの一族』などの原作者、アレハンドロ・ホドロフスキー
話題の映画2作品が、今年の6月、7月にかけて日本で連続公開されることになりました!


140326_01.jpg ホドロフスキーのDUNE

2014.6.14 [SAT]
新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷アップリンクほか、全国順次公開


監督:フランク・パヴィッチ
出演:アレハンドロ・ホドロフスキー、ミシェル・セイドゥ、H.R.ギーガー他
配給:アップリンク/パルコ
公式サイト:http://www.uplink.co.jp/dune/




6月14日公開予定の『ホドロフスキーのDUNE』は
あの、幻に終わったホドロフスキー監督映画『DUNE』をめぐるドキュメンタリー映画
1974年にホドロフスキー監督企画として製作がスタートし、
メビウス、ダン・オバノン、H・R・ギーガー、サルバドール・ダリ、ミック・ジャガーといった
驚異的な豪華メンバーを揃えながら企画が頓挫してしまった
映画史上最も有名な"実現しなかった映画"として知られています。

BDファンの方にとっては、あの名作『アンカル』でタッグを組んだ
メビウスとホドロフスキーがこの映画の企画で初めて出会ったという重要な意味もあります。

映画では、ホドロフスキー本人も出演して製作当時の状況を詳細に語り、
膨大な資料、絵コンテを紐解きながら、幻に終わった映画『DUNE』の全貌を解き明かしていきます。



140326_02.jpg リアリティのダンス

2014.7.12 [SAT]
新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷アップリンクほか、全国順次公開


監督・脚本:
アレハンドロ・ホドロフスキー
出演:ブロンティス・ホドロフスキー、パメラ・フローレス他
配給:アップリンク/パルコ
公式サイト:
http://www.uplink.co.jp/dance/

さらに7月12日には、実に23年ぶりとなる
ホドロフスキー監督の新作映画『リアリティのダンス』が公開となります。

こちらは、2012年に文遊社から日本語版も出版された
ホドロフスキーの自伝『リアリティのダンス』が原作。
チリの田舎町を舞台に、権威的な父、オペラを歌うように話す母親と過ごした
ホドロフスキー自身の幼少期を描く自伝的作品です。



そしてなんと、この映画2作品の公開を記念して、
来月4月、ホドロフスキー監督が来日することが決定致しました!

アップリンクさんでは、映画公開に先駆けて
THIS IS ALEJANDRO JODOROWSKY」(通称:ホドロフスキー新聞!)という、
ホドロフスキーの魅力を満載したフリーペーパーを公開中。
映画監督、BD原作者、作家、タロット研究家、俳優......などなど
複数の顔を持つホドロフスキーを紹介しています。

また、来日決定をうけて日本のファンに向けたメッセージも!





映画公開前に、ホドロフスキー原作の下記のBD作品も
ぜひチェックしてみてください!
特に『メタ・バロンの一族』は、『アンカル』以上に、
「まさに『DUNE』の世界そのまま!」な作品ですよ!

アンカル表紙画像.jpg metabarons_cvr_01.jpg metabarons_cvr_02.jpg
『アンカル』 『メタ・バロンの一族』(上) 『メタ・バロンの一族』(下)



* * *


最後にお知らせです。

2012年から、週1回の更新でお送りしてきたBDfileですが、
来月から、少しペースを落とし、
毎月第1・第3水曜日の月2回更新とさせていただくことになりました。

引き続き、BDについてのお役立ち情報をみなさまにお届けしていきますので、
ご意見・ご要望・ご感想など、ぜひコチラよりお寄せください。

今後ともご愛読の程、よろしくお願い致します!


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